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工学部 電気電子情報工学科

工学研究科電気電子情報工学専攻の大学院生が溶接学会より2023年度溶接学会優秀ポスター発表賞を授与されました。

この賞は溶接学会全国大会のポスター発表において、発表内容および質疑応答の両者が優れた発表者に授与されるものです。光情報科学研究室(草場研究室)の松田隆平さんが昨年9月13日から15日に富山大学五福キャンパスで開催された溶接学会2023年度秋季全国大会でポスター発表した「青色半導体レーザを用いた金属堆積法の開発とNi基合金の造形」に対して、4月22日に大阪大学中之島センターで開催された贈呈式にて優秀ポスター賞が授与されました。
この研究は世界最先端の青色半導体レーザーを使ったNi基合金の造形に関するものであり、松田さんが修士論文の一環として大阪大学接合科学研究所で取り組んでいる内容を発表したものです。造形パラメーターを変化させることで造形効率と造形品質の関係について明確にし、レーザーパワーが一定の値を超えると効率が低下することやその原因が粉末供給量とレーザーの入熱範囲にあることを明らかにしました。
これらの成果は新規の金属加工法として大きく貢献できるものと期待されます。

松田隆平さん