発達障がい?精神障がいなどの理由で修学上に不安や困難を感じている学生が授業を受ける際に、その不安や困難につながる社会的な障壁を取り除くことで、他の学生と等しく受講する環境を整える「合理的配慮」(※1)の提供を行っています。具体的な配慮事項を記載した「配慮願い」という書面により、お願いする内容を授業担当教員へお伝えすることができます。「合理的配慮」の考え方に基づき、学生本人からの要望を基に大学と学生が配慮内容を協議したうえで、受講にあたっての適切な支援を実施していくものです。 なお、授業の到達目標、学習内容あるいは評価基準を変更するといった配慮を願い出るものではありません。
※1「障害者差別解消法」という法律により、障がいをもつ学生において修学上の困難があると意思表明がされ、かつ大学としてその困難を取り除くための負担が過重でない場合において、周囲の環境調整などにより修学上の困難の解消を行うことを「合理的配慮」といいます。
1.支援対象
発達障がい?精神障がいなどの理由から、修学上の社会的な障壁の除去を必要とする学生で、本人が支援を受けることを希望し、かつ本学において支援の必要性が認められた者。
※聴覚や視覚障がいなど身体障がいに関する配慮願いについては、教務課窓口までご相談ください。
2.支援内容
【合理的配慮の一例】
3.申請について
まずは、コミュニケーションラウンジへご連絡いただき、面談の予約をしてください。申請した学生本人とコーディネーターが面談したうえで、合理的配慮の観点から具体的な配慮事項を検討します。なお合理的配慮の内容については、学びの質保証の観点から、授業の到達目標や評価基準を下げることは含まれませんので、あらかじめご承知ください。
※申請に必要な書類…「診断書」または「診断書に準ずる書類」(発行から3ヵ月以内のもの) 障がい者手帳等をお持ちの方はそちらも併せてご持参ください。 ※尚、修学上の支援を継続的に受けられることを希望される場合は、本人への適切な支援を行うために学期(前期?後期)ごとに上記と同様の申請手続きを行うことになります。
4.お問い合わせ先
? 大阪産業大学 学生相談室コミュニケーションラウンジ ? 大阪府大東市中垣内3-1-1 TEL? 072-875-3001(代表) 内線4214/4215 ? E-mail? osu-soudan@cnt.osaka-sandai.ac.jp