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学生に読んでほしい本 2021年度

国際学部

国際学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
北野雄士 迷子の魂 オルガ?トカルチュク文
ヨアンナ?コンセホ絵
忙しさで魂をなくしたビジネスマンが小さなコテージでひたすら自分の魂を待つ話。幻想的で不思議な絵が魅力的な絵本。
中谷潤子 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこ イギリス在住の中学生の世界を通して、イギリス社会の闇と光が巧妙に描かれている。読みやすい文体を読み進めるうちに、世界や社会のことに関心が向くこと間違いなし。

スポーツ健康学部

スポーツ健康学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
大槻伸吾 黒潮源流シーカヤック遍路旅 : 八幡暁、かくのたまふ 山岡耕作 著者は高知大学で魚類研究に携わっていた山岡教授であるが、本著では、何が待ち受けるか分からない黒潮源流調査に如何にして体当たりしたのかを記している。学生諸君のチャレンジ精神を賦活してくれるものと期待している。
内村直也 「手紙屋」 : 僕の就職活動を変えた十通の手紙 喜多川泰 喜多川泰氏の本はどれも爽やかで心地良いのですが、今回は学生向けにこの本を選びました。就活だけでなく、人生についても考えさせられる内容になっていますので、是非手に取って読んでみてください。

経営学部

経営学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
石坂秀幸 海峡に立つ : 泥と血の我が半生 許永中 バブル時代の一大金融詐欺事件の当事者から見た自伝。物の価値を双方理解していた場合でも、客観的に不当と見られた場合に詐欺に該当するという視点。事件とは関係ないが大阪産業大学の名も出てくる。
二村雅子 カフェパウゼで法学を : 対話で見つける「学び方」 横田明美 学生と先生の対話を取り入れながら、大学での学び方が説明されています。
法学を学ぶ人だけでなく、全ての学生にとって役立つ、大学での学習作法の入門書だと思います。

商学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
浜崎章洋 ルポ トラックドライバー 刈屋大輔 日常生活を送るには食品や医薬品等の生活物資の輸送が不可欠です。コロナ禍では、その重要性は増しています。本書はトラックドライバーに同乗取材した注目の一冊です。
石橋尚平 ペスト カミュ 少年ジャンプ色を抜いた「鬼滅の刃」だと思って読んでみよう。ペストは鬼のような具現化はない「抽象的な」恐怖だけれど、現在のコロナ禍との戦いに通じるものがある。

経済学部

経済学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
福井清一 貧困と闘う知 : 教育、医療、金融、ガバナンス エステル?デュフロ 本書は、開発途上国における貧困削減のための教育、医療、金融などの政策についての最新の研究成果を平易に解説した啓蒙書です。
寺島教雄 東大物理学者が教える「伝える力」の鍛え方 上田正仁 授業や就職活動では、プレゼン等により「伝える」ことが必要となります。本書は、テクニックでない「伝える力」があり、努力で身につけ得るものとの立場で書かれています。

国際経済学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
門闖 マネーの進化史 ニーアル?ファーガソン 交換の手段として人間社会に登場したマネーは、やがて、人類の進化を支配するようになっています。このような、マネーの信仰に縛られる人間行動の原理と世界の仕組みを理解したい学生諸君は、本書の一読をお勧めいたします。
山川俊和 自動車の社会的費用 宇沢弘文 環境と経済の関係性、持続可能な社会の構想など、SDGs時代の経済学が考えるべき論点が詰まった本。改版され読みやすくなったこの機会にぜひ挑戦してほしい古典的名著。

デザイン工学部

情報システム学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
高橋徹 クロード?シャノン 情報時代を発明した男 ジミー?ソニ
ロブ?グッドマン
第1回京都賞受賞者の伝記です。情報社会がどのように築かれていったか知ることができます。MITでの出来事、有名な研究所での話や研究者との繋がりに注目すると楽しいです。
吉田雅一 日本語から記号論理へ 齋藤正彦 《眠れる森の美女》は二通りの意味を持つあいまいな表現です。この話をスタートとして、あいまいさなく表現するために、また、あいまいさなく理解するために役立つ記号論理を学ぶことができます。

建築?環境デザイン学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
足立崇 建築論事典 日本建築学会 建築論にかかわる91のキーワードについて、解説が加えられた事典。建築論の方法と領域や建築家の思想について扱っており、建築で現在何が問題になっているかを考える上で参考になります。
奥哲治 棚田の四季 平松純宏写真 「自然」と「暮らし」が共振する<舞台>に憧れます。四季や朝夕の移ろいを背にして、地形に合わせて水や光が巧みにデザインされた<棚田>。この風景こそ<環境デザイン>の手本だと思います。

環境理工学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
花田眞理子 ドローダウン : 地球温暖化を逆転させる100の方法 ポール?ホーケン 「気候変動は人類にとって最大の脅威だ」と言われると身が竦みますよね。でも地球温暖化を「逆転」させる現実的な解決策はこんなに存在しています。あとは実行あるのみです!
堀越亮 世界の起源 : 人類を決定づけた地球の歴史 ルイス?ダートネル 段落を読み進めるたびに目から鱗がポロポロと舞い落ちる。
落ちた鱗を集めて数えたら、たぶん魚一匹分くらいになるに違いない。
同じような経験をみなさんもぜひ。

工学部

機械工学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
花之内健仁 ゼロからのプレゼンテーション : 「ものまね」から達人までの全ステップ 三谷宏治 学生のうちにみんなの前に発表するということに慣れておくと、社会にでてから、自分の意見を伝えたいときに役立つと思います。
読みやすい、見やすい、入門本として最適だと思います。
杉山幸三 臨床工学技士の一日 WILLこども知育研究所 工学系の学生にとって、医療?福祉系の分野は異分野と捉えられる面もあるが、工学?力学的に関連することから、臨床工学技士の仕事内容について容易に知ることができると思います。

交通機械工学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
栂井一英 Cooking for Geeks : 料理の科学と実践レシピ ジェフ?ポッター タンパク質の組成変化(味覚)と温度-時間や細菌類が死滅する温度-時間のグラフが出てくる。これらを両立させて加熱することがおいしく安全な調理である。科学書としても興味深い。

都市創造工学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
小田和広 機械学習&ディープラーニングのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書 山口達輝
松田洋之
タイトル通りの内容.トピック毎に4頁ぐらいの内容にまとめられているし、図表もカラフル、どこからでも読める。まず、これを読んでから専門的な内容を勉強すると内容をつかみやすい。理系?文系限らず人工知能を浅く広く勉強するには最適。
水谷夏樹 ファイティング寿限無 立川談四楼 まずはやってみる、が必要だ!ただ、自分を見失ってはいけない。
最後まで読むとそんなお話です。
自分の本意でない力を評価されていく戸惑いと、本当に自分がやりたいことを見つける過程に考えさせられました。

電気電子情報工学科

推薦教員 書名 著編者 推薦文
部谷学 絵ときディジタル回路の教室 堀桂太郎 コンピュータやディジタル回路の動作を理解するためには、2進数や論理演算や論理回路を理解しなければなりません。とても分かりやすく書かれています。お勧めです。

全学教育機構

推薦教員 書名 著編者 推薦文
田村誠 文系と理系はなぜ分かれたのか 隠岐さや香 せっかく「総合大学」にいるのだから、文?理の分類について考えてみませんか?1?2章が歴 史、3~5章が産業界?性差?研究の学際化との関連です。まずは3章4章が読みやすいかもしれません。
西口利文 やり抜く力 : 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける アンジェラ?ダックワース いわゆる「才能」「知能」ではなく、「情熱」「粘り強さ」といった『非認知能力』が、うまく生きるために重要であることを、アメリカの心理学者が簡明に紹介した一冊です。