コマシラバスと講義ノートを使用した授業設計の提案
実施日:2020年9月8日
実施方式:オンライン方式
講師:中原 翔 氏(経営学部 商学科 准教授)
本研修は「コマシラバス(履修判定指標を含む)と講義ノートを使用した授業設計について」と題して中原 翔 氏(経営学部 商学科 准教授)より講演いただきました。
従来、多くの授業ではパワーポイント資料とトークによって講義が行われていますが、それだけではあらかじめ教員が何を、どこまで、どのくらいの深さで話すのかという「授業の〈山〉」が学生には見えません。学生に見えないということは、何を、どこまで、どのくらいの深さで教えられるのかについての予習?復習を学生が出来ないということを意味しております。また、「授業の〈山〉」の全貌が見えた第15回の授業から期末試験までの学習時間は1?2週間程度にとどまり、知識向上の契機を(一方的に)学生から奪うことを意味しております。
本研修では、このような授業設計の問題点を克服すべく、コマシラバスと講義ノートを使用した授業設計について報告し、授業改善の提案を促すことをねらいとしたご講演いただくことで、参加者の理解を深めました。